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瀬戸内海最大の島である淡路島

海から山まで堪能できる淡路島
瀬戸内海最大の島である淡路島。
日本神話に「日本で最初にできた島」として登場する歴史ある島です。
気候も良く、花の鑑賞スポットもたくさんあります。

また、淡路島は古くから「御食国(みけつくに)」と呼ばれるほど、食材が豊富なところでもあります。
たこやシラスをはじめ海産物や特産のたまねぎを筆頭に、美味しい食べ物もいっぱいです。
近年は生シラス丼や淡路島バーガーが有名ですね。

歴史や自然、食まで幅広く楽しめるのが淡路島の特徴となっています。 

淡路島ってどんなところ?

 

淡路島の地理

 
明石海峡大橋
淡路島(あわじしま)は、 兵庫県 にあります。
面積は約592.55平方km、人口は約1万4000人。
瀬戸内海でもっとも面積が広く、人口が多い島です。
人口は瀬戸内海だけでなく、日本全国にある島の中では最大になります。
 
瀬戸内海の東部にあり、本州の兵庫県と四国の 徳島県 の間に位置します。
島の北部と本州の間は明石海峡、島南部と四国の間は鳴門海峡と呼ばれ、どちらも潮の流れの激しい場所として有名です。
鳴門海峡は渦潮が発生することでも知られています。
兵庫県明石市と徳島県鳴門市を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道が、淡路島を縦断する形で走っていて、明石海峡には明石海峡大橋、鳴門海峡には大鳴門橋という大きな橋が架けられています。
 
淡路島は沼島などをはじめ、周囲にいくつかの小さな島もあります。
この近くの島々も含めて淡路島と呼ぶのが一般的です。
 

淡路島の歴史

 
淡路島は、かつて島全体と周辺の島々で「淡路国」というひとつの地域でした。
淡路島の歴史はとても古く、日本神話の時代にさかのぼります。
 
伊弉諾命と伊弉冉命が日本の国土をつくるという「国生み」で、最初に生み出されたのが淡路島なのです。
実は『古事記』や『日本書紀』にも登場する歴史ある島なんです。
淡路島は、別名「淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」とも呼ばれました。
 
また淡路国は、古代より天皇・ヤマト政権に贄(にえ)と呼ばれる食材・食品を納めていました。
そのため、淡路国は「御食の国(みけつくに)」の別名で呼ばれたとも。
古くから淡路島は海産物をはじめとする食材の宝庫だったのです。
 
戦国時代には、阿波系の細川氏や三好氏などが淡路国を治めました。
江戸時代になると、初期に紆余曲折を経て、淡路国の大部分は阿波徳島藩の領地になります。
徳島藩が派遣した家老が、現在の洲本市にあった洲本城に拠点を置いて淡路国を治めたのです。
その後、明治時代に廃藩置県が実施され、いくつかの変遷を経て兵庫県の管轄になりました。

淡路島の地域について

 
淡路島は、北東から南東にかけて細長い形で、末広がりの「しずく」のような形状です。
その南部に南あわじ市、中部に洲本市(すもとし)、北部に淡路市(あわじし)の3市があります。
 
2004年までは洲本市1市と10町がありましたが、2005年以降の合併によって、現在の3市態勢となりました。

道の駅 うずしお

 
鳴門海峡大橋
 
道の駅うずしおは、淡路島の南西端の岬にある道の駅です。
真上には鳴門大橋が通り、目の前は鳴門海峡。
 
道の駅うずしおは、「日本で一番うずしおに近い道の駅」といわれていて、渦潮の観測スポットとして人気です。
目の前で大きな渦を巻く海は大迫力です。
なお、渦潮には見頃時間があるので、事前にチェックしておいてくださいね(参照:  うずしおクルーズ  )。
 
また、道の駅うずしおには、たまねぎをはじめとした地元食材を使ったレストランや食事処もいっぱい。
なかでも「淡路島バーガー」は、ご当地バーガーの大会で好成績をおさめた人気商品です。
 

道の駅うずしおの観光情報

 
住所 : 兵庫県南あわじ市福良丙947-22
電話番号 : 0799-52-1157
定休日 : 木曜日(祝日・長期休暇のときは営業)、1月1日
営業時間 : 9:00〜17:00(施設により異なる)

うずの丘大鳴門橋記念館

 
鳴門うずしお
 
淡路島の最南端の丘の上に建つ「うずの丘 大鳴門橋記念館」。
1985年に、大鳴門橋の開通に合わせてオープンした人気の複合施設です。
 
  • 映像と立体装置でうずしおの不思議を学ぶ「うずしお科学館」
  • 淡路島のグルメを味わえる「絶景レストランうずの丘」
  • ご当地バーガーで人気の「淡路島オニオンキッチンうずの丘店」
  • 淡路島のお土産が何でも揃う「ショップうずの丘味市場」
 
うずしお観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
玉ねぎキャッチャー
 
2019年の元旦にはテレビ番組「嵐にしやがれ元旦スペシャル」で取り上げられたので見かけた方も多いのではないでしょうか。
淡路島名産の玉ねぎを掴むクレーンゲーム「たまねぎキャッチャー」は、1回100円で、1つとれると1.5キロの玉ねぎと交換してくれます。
その珍しさと面白さから話題になり、「うずの丘 大鳴門記念館」は年間36万人が訪れる人気スポットになりました。
 
おっ玉葱
 
大鳴門橋と鳴門海峡が綺麗に見えるポイントには、高さ2.8m、直径2.5m、重さ約250キロのオブジェ「おっ玉葱」がでんと鎮座。
貸し出ししている玉ねぎカツラを被って記念撮影をどうぞ。
 

うずの丘大鳴門橋記念館の観光情報

 
住所 :兵庫県南あわじ市福良丙936-3
電話番号 : 0799-52-2888
定休日 : 火曜日、1/1
営業時間 :施設により異なる

淡路島は瀬戸内海の島ですが、その中には魅力がいっぱいです。
また「御食国」の別名の通り、美味しい食材もたくさんあります。
景観を楽しんだり、遊んだり、グルメを楽しんだりと、いろんな楽しみ方ができるのが淡路島の魅力。
ぜひ一度、淡路島に遊びに来てくださいね。

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