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函館山からの夜景の魅力

【完全版】定番も穴場も函館山の夜景を楽しむための全てを大公開!
函館観光の代名詞とも言える場所が、函館山からの夜景です。連日多くの観光客で賑わっている人気の観光スポットです。トリップアドバイザーの夜景ランキング1位に選出されたり、ミシュランガイドでも三つ星に認められたりした、函館の夜景は近年ますます評価が高まっています。今回はそんな函館山からの夜景の魅力やアクセスをご紹介していきます。

函館山からの夜景の魅力の秘密

函館山からの夜景の魅力の秘密
近年ますます人気が高まっている北海道の人気観光スポットの函館山の夜景。なぜ、函館山からの夜景はこんなにも美しく、魅力が満載なのでしょうか?まず函館市街地は、左側に函館湾、右側に津軽海峡が広がる陸繋島という特異な自然地形となっています。そのために、函館の夜景は独特のくびれがある地形がはっきりわかる、世界でも珍しいものとなっているんです。
香港などの人工的な夜景の美しさと違い、函館は港町特有のネオンや、海には漁り火の素朴さが特徴で、街の自然な姿が映し出す美しさに定評があります。光の街が広がる光景は心がじんわりと温かくなる不思議な感覚を覚えます。

函館山の夜景の定番はやはりロマンチックな「冬夜景」

函館山の夜景の定番はやはりロマンチックな「冬夜景」
季節や時間によって様々な違った顔を見せてくれる函館山からの夜景。そんな中でもやはり定番なのは、真冬の函館山からの夜景ですね。真っ白な雪、闇夜の暗闇、街の煌々とした明かりの共演は、まさに神秘的な美しさです。
この頃の函館山からの夜景は、街に降り積もった雪に、街灯の明かりやネオンが反射する事によって、より一層夜景が光り輝いて見えます。それは、まさに思わず見とれてしまうほどの美しさです。この時期にしか絶対に見る事ができない本当に美しい光景なので、せっかく冬の函館に来たのであれば、欠かさずに函館山からの夜景を堪能してみましょう!

初夏に現れるのは幻想的な「霧夜景」

やはり真冬の夜景が定番となっている函館山ですが、それ以外の季節の美しさも負けていません。特に初夏にしか見る事ができない幻想的な景色として、隠れて人気が高いのが「霧夜景」です。これは、知る人ぞ知る函館山の隠れた魅力です。
だんだん気温が暑くなってくる初夏ですが、函館では夜になるとグッと気温が下がります。それによって、水蒸気が小さな粒になって空気中に浮かんで幻想的な霧を出現させてくれるんです。そんなボヤッとした霧の中で煌々と輝く函館の夜景はまさに絶景です。いつでも見られるわけではなく、霧が発生した時にしか見られない貴重さが、より一層美しさを感じさせてくれますね。

夏から秋にかけての函館の風物詩「漁火夜景」

真冬、初夏と紹介してきましたが、函館の幻想的な夜景が広がるのは、この季節だけではありません。特に夏から秋にかけての函館の風物詩であり、ここでしか見られない素晴らしい夜景が「漁火夜景」です。函館ではこの時期、津軽海峡で真イカの漁がおこなわれます。その際に船に灯る明かりのことを、漁火と呼びます。
この漁に使う明かりが海に点々と灯り、街の夜景と相まってとても美しい景色が広がります。函館山の山頂には、通称「漁火広場」と呼ばれる、この景色を見るのに最適なスポットも用意されているので、ぜひそこに行ってみてください。この時期にしかみられない、函館の風物詩が広がりますよ。

朝焼けとともにみる「朝夜景」もまた絶品!

函館山の景色といえば、やはり夜が有名ですよね。しかし、実は朝焼けとともに見る「朝夜景」もまた格別な美しさを誇ります!函館山のロープウェイの運行時間は、午前10時〜午後10時まで。「じゃあどうやって朝に夜景を見るの?」と思われる方も多いかもしれません。実はそのロープウェイの運行時間が終了すると、登山道の規制が解除されて車で函館山を登ることができるようになるんです。
ぜひ夜明け前に車で函館山を登って、山頂で朝日が出てくるのを待ってみてください。夜明けが近づき太陽の明かりが見え始めると、山際はまるで燃えるように真っ赤に染まり始めます。その真っ赤な朝焼けの光と、街のオレンジ色の街灯の明かりがマッチし、なんとも幻想的な景色が広がります。少し大変かもしれませんが、一見の価値のあるとても素敵な景色が広がりますよ。

函館山へのアクセス

そんな函館山の山頂に登るのには、様々なアクセスの方法があります。ロープウェイ、運行バス、そして徒歩で登ることもできるんです。今回は函館市内から山頂までのアクセス方法について、料金や時間などを詳しくご紹介してまいります。

函館山の登山の定番は「ロープウェイ」

函館山の登山の定番は「ロープウェイ」
函館山に登る際にほとんどの方が使う、定番中の定番のアクセスがロープウェイですね。総勢125人乗りのゴンドラは、なんと2014年にリニューアルされたばかりでとても綺麗な内装です。支柱のないつくりとなっているので、窓からは函館のパノラマビューの景色を堪能することができ、迫力満点です!
山麓駅から山頂駅までの乗車時間はわずか3分間で登ることでき、また10分間隔で運転もしているので、とっても気軽に山頂まで行くこともできてしまいますね。また、函館市電専用1日乗車券や市電・バス共通1日乗車券を窓口で提示すると、乗車券が10%割引で購入することができるので、とってもお得ですよ。
■基本情報
名称:函館山ロープウェイ 山麓駅
住所:北海道函館市元町19-7
営業時間[4月25日~10月15日]:10:00~22:00
営業時間[10月16日~4月24日]:10:00~21:00
料金:大人1280円 / 子ども640円
アクセス:市電十字街電停から徒歩10分
HP:http://334.co.jp/

お得に登るなら「函館山登山バス」

お得に登るなら「函館山登山バス」
JR函館駅から函館山山頂までは、函館バスの路線バスで登ることができます。この函館山登山バスで登るコースは、山頂まで乗り換えの必要がなく、とても快適に登ることできます。しかも、片道400円で登ることができますので、ロープウェイに比べるとかなりお得なんですよ。
函館のベイエリアも通るので、帰りに途中下車ができるのも便利なので、おすすめです。所要時間は約30分とロープウェイに比べると長いですが、まったりと登っていきたい方にはおすすめのコースです。
■基本情報
名称:函館バス 函館駅前案内所
住所:北海道函館市若松町12-11
営業時間:7:30〜19:00
定休日:無休
料金:片道400円
アクセス:JR函館駅前すぐ
HP:http://www.hakobus.co.jp

全てお任せのガイド付きなら「定期観光バス」

全てお任せのガイド付きなら「定期観光バス」
北斗交通が運行する定期観光バスで函館山の山頂へ向かうこともできます。このコースでは、市内各所のホテルから出発してくれるので、道に迷うこともなく大変便利です。
料金は往復バスコースで大人1400円、小人800円と少し割高となっていますが、ガイドさんもついてくれるので、全ておまかせしたい方にオススメです。行きはバスに乗り、帰りはロープウェイなど、さまざまな選択があるのも魅力です。ホテルのフロントなどで予約することも可能なので、ぜひ聞いてみてくださいね。
■基本情報
名称:北都交通株式会社 函館支店
住所:北海道函館市瀬戸川町34-10
料金:大人1400円 / 小人800円
HP:http://hokuto-hk.jp/

自分の力で登ってみたいなら徒歩で!

自分の力で登ってみたいなら徒歩で!
実は函館山山頂へのアクセスは、徒歩での登山も可能です。山頂まで登るのにも10種類のルートがあり、自分にぴったりのコースを探すことができます。どのコースもおおよそ1時間程度で登れるので、丁度よいアクティビティになるので、おすすめですよ。
詳しく知りたい方は登る前に、函館山ふれあいセンターに立ち寄ってコースの相談をするとよいでしょう。徒歩での登山の方法などを詳しく教えてくれますよ。ただし、冬季は登山の規制がかかるので、注意してくださいね。
■基本情報
名称:函館山ふれあいセンター
住所:北海道函館市青柳町6番12号
営業時間:8:45~17:30
休館日:年末年始(12/29~1/3)
アクセス:市電宝来町電停前より徒歩20分

函館山の夜景を楽しむ為の注意点

函館山の夜景を楽しむ為の注意点
函館山は夜景のピーク時には一般車の入山規制がされており自家用車やレンタカーは入山できません。入山時間は季節で異なりますのでお問い合わせ下さい。冬期には自動車道も封鎖されますのでバスやタクシーの入山もできません。いずれの方法も日没・夜景になる時間から1〜2時間はロープウエイ駅や自動車道、山頂展望台が大変混み合うことが多いので余裕を持って計画してください。
山頂は大変気温が低く風が吹く場合があります。夏場でも気温が低く大変冷えますので、一枚羽織る上着を是非持っていってください。冬期の気温はマイナス3~6℃。マフラーや手袋など充分に用意をしてくださいね。
また、近年山頂はとても混み合うことが多くなりました。写真撮影の際の順番などお互いマナーを守って気持ち良く鑑賞してください。

函館の絶景の夜景を堪能してみましょう!

いかがでしたでしょうか?函館の絶景の夜景を見てみたくなりましたよね。函館には大変霧の出やすい時期がありますが、下から函館山を見上げて雲で隠れていてもぜひ諦めないで上にあがってみてください。一瞬の晴れ間から素晴らしい夜景が覗いた時の感動は大きいものです。函館山からの夜景を眺める為に、滞在中毎晩上に上がってチャレンジする方もおられるほどです。ぜひ、みなさまにも素晴らしい夜景を見て頂きたいと願っています。

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