朝霧にそびえる「越前大野城」
北陸の城下を望む幻の天空の城
四方を山々に囲まれた大野盆地。越前大野城は大野市の中心部にある亀山(標高:249m)にそびえる平山城です。
麓には城下町が広がり、この城下町が雲海に包まれ亀山だけが浮かんで見える日に「天空の城 越前大野城」が現れます。
越前大野城の「天空の城」は、雲海の下がすぐ城下町です。
雲海が広がって次第に町が隠れていくさま、晴れて姿を現していくさまを眺めていると、まるで古(いにしえ)の大野に一瞬迷い込んだかのような幻想的な気分になります。



出現条件
| 時期 | 10月から4月末頃 11月頃が最も「天空の城 越前大野城」が出現する時期といわれています。 |
| 時間 | 明け方から午前9時頃まで |
| 気象条件 |
・前日の湿度が高いこと (前日に雨が降った日など) ・前日の日中と翌日朝方の気温差が大きいこと (放射冷却現象が起こるような日) ・風が弱いこと などのような条件を満たす必要があり、希少価値の高い現象です。 |
撮影スポットへの道
撮影スポットへの3つのルート

「天空の城 越前大野城」の雲海を見るには、越前大野城の西、約1kmにある犬山(戌山(いぬやま)城址(市指定文化財) 標高324m)の南出丸下から見ることができます。
撮影スポットに行くための犬山登山コースには3つのルートがあります。
どのコースも犬山の登山道を徒歩で登るため、注意が必要です。
撮影スポットに行くための犬山登山コースには3つのルートがあります。
どのコースも犬山の登山道を徒歩で登るため、注意が必要です。
鍬掛(くわかけ)コース(天空への小径)
ほたるの里コース
みくら清水コース
ほたるの里コース
みくら清水コース

天守は?
越前大野城は、大野盆地にある標高約249mの亀山に築かれた平山城です。現在の天守は、昭和43年に絵図や同時代の城を参考に再建されたもので、内部には歴代城主の遺品が展示されています。
亀山とは?
亀山は史跡公園として遊歩道も整備され、4ヶ所の登り口があります。
頂上にある天守からは、遠く白山連峰を望むことができ、眼下には北陸の小京都と呼ばれる市街地を一望することができるため、城下町を見下ろす古(いにしえ)のロマンを感じることができます。
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